大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

Raspberry

TRICERATOPSの新曲『TATTOO』が僕のヘビーローテーションになろうとしている。実を言うとここ2、3年のトライセラに対する僕の評価は悪いわけではないのだけれども、ガッカリさせられたという印象が強いのです。間違いなく彼らの最高傑作は98年の『THE GREAT SKELETON’S MUSIC GUIDE BOOK』だと思っている僕は『カッコ良さを追求したロック』よりも『カッコ良いのにポップなロック』を期待しているのです。ああ、ファンはいつだってワガママ、僕なんて勝手に空白の2、3年間と呼んでしまっているのだから。で、今作の話になるのですけど、初期のトライセラの空気が漂いつつもポップに裏打ちされたロックが潜んでいるように思えるのです(激しいだけがロックじゃないぜ、ボーイズ&ガールズ!)。こんなカッコ良くて惹かれる音楽を届けられると僕はガツンと心を殴られ拉致監禁でやられるがままに。ロックされた世界で体をロック!さっきまで空白と呼んでいた時間があっさりと埋め尽くされて『トライセラってず〜っとカッコ良いよね〜』とか何の罪悪感もなく口から出てしまうのです。いや、なんか、一度好きになると過去も違って聴こえてくるじゃないですか、音楽ってそういうところがええやん、素敵やん。共に成長するんですよ。逆に一度嫌いになると好きだった過去を遠ざけるようになってしまうのも音楽の魔力ですけどね。『昔は良かったのにな〜』って言うセリフは嫌いなんですけどね、つい言っちゃうんですよね、人間はいつだって身勝手さね。