石田靖限界説
『ボインちゃん大集合!』という糞タイトルで糞内容の深夜番組を見ています。司会が石田靖で出演はイエローキャブ軍団やフットボールアワーや麒麟やバッファロー吾郎やキングコングなど。3チームに分かれてゲームをし、優勝チームには50万円という恐ろしくしょぼいスケールの番組。深夜でこのタイトルなのだからオパーイを期待している人が大半だと思うのですが、ボイン軍団はホットパンツとタンクトップで悲しいことにまったく萌えることが出来ない。ビキニでええやん思いますけどね、どうせ三流アイドルなんやし、と毒舌をかましつつエロい展開に少し期待しているのですがシーンがいきなり変わってボインちゃん達が山本リンダなどのカバー曲を唄いだし始めて呆然。持ち歌ならまだわかるが、カラオケを披露する意味が何処にあるのだろうか?何をアピール?乳は?ビキニは?もうこうなったらエロスに期待するのは辞めて芸人の笑いを待つしかない、と思ったのですが・・・。
フリップに答を書いていく問題は内Pではおなじみで芸人がばんばんボケの応酬を繰り出し笑いを作り上げていっているのですが、こいつらまったくボケない。何で芸人が普通に答を書いてるねんと言いたい。おい、バッファロー吾郎よ、あなた方はダイナマイト関西という物凄い大喜利イベントを成功させていたじゃないですか。ボケのチャンスが勿体無い。問題も悪いんですけどね、常識クイズとか言いだして全員が答を一致させなきゃならないとかいう変な縛りを作るから笑いが生まれないんですよ。1人何点とかでいいのに。芸人もフリップを二枚用意して一枚でボケて一枚に正解を書くという常套手段があるのに、爆笑問題太田光の偉大さがわかったような気がします。
若手芸人がフリートークに弱いというのは今や常識となっている感があるので多くは言いませんが、中堅所の石田靖はどうにかならないかと思います。場をまとめる適正力は十分にあるのですが、本人のツッコミもボケも常に滑りがちで気持ち悪い間が生まれてしまうんですよね。吉本新喜劇で本来なら核にならないといけない人物であるのに、まったく笑えない空気が漂いまくってるんですよね。内場さんやアゴモトさんには絶対に勝てないだろうなあと新喜劇のこの先が不安になった深夜でした。