気持ちが重いまままだここにいるのであります
椿屋四重奏は意外にもライブ巧者だった。楽曲から連想できるイメージはストイックにサウンドに集中するライブをするのかと思いきや、ちょいと調子に乗った遊び心満載の展開を見せてますよ。曲は『確かに美味しいんだけどすぐに飽きちゃいそうな味だね』みたいな味の素入れすぎちゃって均一化されたような料理ライクな雰囲気で続けて何曲も聴くとしんどい。個性がわかりやすすぎて変化が見えにくい。でも、良い、良い演奏してはる。だからといって別にどうということはないのだけど。俺、依然、死にかけ。帰りたいけど、楽しめないまま帰るなんてごめんだ。何とか、気持ちを。