大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

妹や妹の友達やらで花火をするらしく、
暇を持て余す僕は保護者役として仕立て上げられたのでした。
僕は視力が低く夜になるとメガネ無しでは出歩けないのです。
ということで、早速。



はい、変身したで。メガネマンですよ。ふう・・。
じゃあ、花火でもしばきまわそうかな、ほんまに行くで〜。

妹 『うわ〜・・・いきなりメガネマンや・・』
せ 『じゃあ、ちゃっちゃとやってちゃっちゃと帰ろうや。』
妹 『お前には情緒が無い。』
せ 『火つけたるさかいに、しゃきしゃき花火出せやボケ。』
妹 『優しさも無い。』
せ 『よっしゃ。いくで、メガネファイヤー』
妹 『って第一話でもその技使ってたやん・・・。』
せ 『え?じゃあ、やめるわ。』
妹 『お前にはヒーローとしての意地が無い。』
せ 『うおりゃ〜、メガネライター。』

メガネライターとはメガネのフレームから火が出るのだ!
メガネマンの皮膚がただれるという諸刃の剣!

せ 『うわ、目の辺りめっちゃ熱い!』
妹 『当たり前や!メガネを外してから火を出せ!』
せ 『は!』
妹 『どうしたん?』
せ 『これがほんとの目頭が熱くなるや!』
妹 『地獄の業火でレアに焼かれて死ね』
せ 『うわ・・殺すならギリギリまで苦しめるぞ的発想。』
妹 『はよ花火に火をつけてくれよ!』
せ 『ああ、わかったって。ほな、メガネバズーカ。』

メガネバズーカとは花火ごと地面を吹き飛ばすのだ!

妹 『花火を無駄にするな!』
せ 『え・・地面を飛ばす方にはツッコミを入れへんねや・・・』
妹 『花火は私がお金出したから。地面は国のだから。』
せ 『たくましいな。じゃあ次こそ、メガネ花火!』

メガネマンも花火をやってみたいのだ!

せ 『早く僕の方に火をつけてよ〜』
妹 『・・・・・・・・・・・』
せ 『うわ!ボケを無視された!屈辱!』
妹 『お前のメガネに火薬を埋め込むぞ。』
せ 『う・・・ほんとのメガネ花火になりそう・・』
妹 『はやく火をつけてください!』
せ 『敬語!やばい・・い・・いくで、メガネ連射チャッカマン!』

メガネ連射チャッカマンとは一心不乱に花火に火をつけるのだ!
そう、それはもう必死に!必死に!必死に火をつけるのだ!
その反動で我を忘れてしまうのだ!いや、もう既に意識が飛んでいるのだ!

せ 『あへへへ・・・』
妹 『違う!そこは草むらや!』
せ 『うわ〜い、ヘビ花火〜』
妹 『違う!それはヘビや!』
せ 『うひゃひゃ・・・・・』
妹 『ああ・・・お兄ちゃんが放火魔になってもた!』
警 『あれ?そこで何をやっているんですか?』
妹 『うわ!おまわりさんが来よったで!』
せ 『えへへ・・。は!』
妹 『やっと正気に戻ったか』
警 『ああ!火が!お前!放火したな!』
せ 『ええ・・あ・・メガネマネー!』

メガネマネーとは100%ワイロなのだ!

せ 『ここは穏便に・・・』
警 『アホか!100バーツ程度で見逃すか!』
妹 『まるで日本円100万やったら見逃すような言い方やね』
せ 『腐敗する警察組織』
妹 『お前のメガネの方が腐っとるわ!』
警 『ごちゃごちゃ言っとらんと、君、警察まで来なさい。』
せ 『嫌じゃ!こうなったら・・メガネデリート』

メガネデリートとは露骨な証拠隠滅なのだ!
逃げるためには人の命の一つや二つ!

警 『やめろ!オレの存在を消そうとするな!』
せ 『東南アジアは暑いよ〜、特にタイなんていいよね。』
妹 『売り飛ばす気や・・・』
せ 『100バーツ受け取ってたら良かったのに』
妹 『メガネマネーの時点でそこまで計算してたのか・・』
せ 『ヒーローですから。』
妹 『そうですね。』
せ 『ええ。』
妹 『ええ。』
せ 『線香花火でもする?』
妹 『うん。』
せ 『はい、火。』
妹 『今、普通に火をつけたよね。』
せ 『うん。』