ピッツァじゃなくてピザだからっ!!!

関西で何店舗かPIZZERIAを経営してる石窯ローマピザ職人の下瀬明信です。アダ名は、せもし。飲食店作りたい人に向けて、お酒に合う惣菜ピザやおつまみのレシピを書いていきたいです。お店の作り方や経営ノウハウとかも書きたいです。自分の経験や知識を出し惜しみしませんが、ヤル気はなかなか出ないです。

米と新入生

4月初旬のキャンパス。熱いサークル勧誘が巻き起こる中、誰にも声を掛けられない僕。確かに僕は新入生では無いが新入生と間違えてくれてもいいじゃないか、同級生の女の子が『ねえ、新入生の君!』みたいに勘違いして色々教えてくれようとしてもいいじゃないか、勘違いしろ、あらぬ方向に勘違いしてみてよ。と、あまりにも悲しくてキャンパス中を5往復くらいしてみたのだけど一向に勘違いされる気配が見えてこない。


新入生だった昨年、僕は非常にたくさんの人に声を掛けられた、正直うざかった、俺のことは放っておいてくれ、あまりの勧誘の多さとしつこさにうんざりした僕はスーパーに急行し、米2kgを持ちながらキャンパスをうろつくことにした、なつかしい、『自炊に必死です』との僕のアピールが通じ、誰も声を掛けなくなった僕と米袋、米粒を少しキャンパス内にこぼしたりもした、そんなに勧誘拒否に必死だったのに今年は誰も声を掛けない。


今年は無洗米にしてみようか?自炊に手を抜きたがる新入生という設定で、いや、ダメだ、自炊に手を抜くのは二年生からだ、じゃあ、思い切って玄米にしてみようか?僕は勧誘されるための良い米を思いつくことが出来ない。


くそ!どの米が人を呼ぶのかわからない!そもそも僕はサークルに入りたくもないのだけど!米にこだわりたいのだ!あ、水、おいしい水と米をセットで持っていればどうだろうか、本格派、無駄に本格を気取り張り切ってしまいがちな新入生。これだ、これなんだろう、あと、薪。釜。いえーす、テクニシャン、米とぎパーティー。


さあ、『どんどん濁っていくよ!』、いろんなサークルの、前で米をといでやろう、女子の前でといでやろう、『こういう米って好きかなあ?』って、『良い濁りだよね』って、『ちょっとこの米、触ってみなよ』って、『この米をといだ僕の手を触ってみなよ』って、『この米をといだ僕の手でいやらしいこと妄想してみろよ』、『よしよし、お前もこの米と同じようにといでやろうか!』、『濁ってしまえ!とぎ汁のように!』、『はっはっは!米!米!お前のそのいやらしい体に米粒を投げつけてやる!』、『あ、ちょっと待って、俺にも米粒投げつけて!』、『あ、気持ち良い!俺、Mです!Mです!Mです!』と。そんなことを妄想していたら気がつくとスーパーにいた、惣菜が半額だったので買って帰った、米は買い忘れた。

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