好きな女の子の夢を見たい時はスーツを着て布団に入る粋
王様の仕立て屋―サルト・フィニート (1) (ジャンプ・コミックスデラックス)
- 作者: 大河原遁
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/01/05
- メディア: コミック
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偏屈で頑固なナポリのオッサンどもに粋なスーツを仕立てる日本人の話ですよ。クソ固い頭なナポリの人たちだけども、スーツの仕立てが素晴らしいと手の平を返し絶賛する。これね、主人公の『色々経験しながら生きてるから大人の冷めて一歩引いた目は持ってるんだけども、譲れないとこは絶対にゆずれないってなった時の青臭さ』、これ最高、作者のセリフ回しから感じ取れる主人公の愚直さ、不器用ライカ高倉健、職人の貫き通す粋っつうのはめちゃくちゃカッコいいですね、読んでて気持ち良い大好きな漫画です。出来たら僕も粋なスーツを仕立てて欲しいです、ポケットにいっつも甘エビが入ってるような粋なスーツが欲しい、そして袖口にはワサビ、ネクタイの裏に酢飯、いつでも握れるぜ寿司!江戸っこ!粋でいなせ!俺ほんとは神戸っ子!