大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

2003年11月28日(金)残像カフェ

妹(小4)は『何々会』や『何々会社』などを勝手に設立するシチュエーションごっこ遊びが大好きです。


妹 『号外〜、号外〜。』
せ 『何?また会社作ったん?』
妹 『うん』
せ 『今回は何て名前?』
妹 『え〜とね。』


会社探偵会社メキシカン会社会社(茶)


せ 『会社を何回も強調しすぎやね。最後の(株)みたいなのは何?』
妹 『探偵業だけでなくカフェもやろうかな〜と思って。』
せ 『始まりから目的を見失いつつある多角経営やね。っていうか探偵業なんや。』
妹 『うん、失くしたものを絶対に見つけます!』
せ 『あ、じゃあ、僕が失くしたものを見つけてもらおうかな〜。』
妹 『心の傷跡は失くせないよ、目を逸らしちゃいけないよ。』
せ 『いや、僕、そんなに傷だらけの人生じゃないんで・・・』
妹 『じゃあ、三年前にタンスの裏で失くしたうまい棒を。』
せ 『さ、探さなくていいですよ・・・・。』
妹 『受験を失敗し続けて失った親の信用を、社会的信用を。』
せ 『探して欲しいけど、きついなあ・・・。』
妹 『突然の入院で隠し切れなくて退院して家に帰ってきた時に無くなってたエロ本。』
せ 『くそお・・隠す時間さえあれば・・・・クリーム8月号のラスト5ページだけは保存しておきたかった・・・って何で知ってるねん!?やっぱ捨てたのか!見つけられて捨てられてたのか!』
妹 『兄への尊敬はその時「上乳隠し下乳強調特集号」と共に失ったね。』
せ 『うう・・・見せそうで見えないのが良いんだあ・・・。』

妹 『早く探して欲しいもの言ってよ〜。』
せ 『シャープペンシル。』
妹 『はあ?』
せ 『シャーペン。いやあ、ちょっと必要になってね。』
妹 『そんなしょぼいものを探すのかあ・・・。』
せ 『ははは、必要なものなんてそんなもんさ。』
妹 『あ、もしかして!』
せ 『ん?』
妹 『そのシャーペンには秘密が込められているのだね!?』
せ 『いや、別に。』
妹 『母さんが息切れしながら夜なべして工場制手工業で作ってくれたシャーペンだね。』
せ 『妙に切ないぞ。』
妹 『煮込めば腐ったものでも食べれる、つまり食用シャーペンでも!』
せ 『何の主張やねん。』
妹 『このシャーペンが1家に1本あればとても便利!ホクロを書いたり、ホクロを削ったり、ホクロにアレンジを加えたり、ホクロに潤い成分を与えたり、ホクロが一人で歩き出したり。』
せ 『ホクロばっかりかい!あと、ホクロが自立するのは怖いな。』

妹 『そうかあ・・・どれも違うんか・・・』
せ 『普通のでいいのに。』
妹 『はあ・・・私は自信を失くしてしまった・・・・』
せ 『まあ、「失くす」で上手くオチをつけるのは難しいね。』
妹 『頑張ってカフェは続けよう。今なら紅茶にシャーペンがついてくる!紅茶の色をした紅茶が美味しいよ!味の濃さはHB!』
せ 『それはほんとに紅茶なのか・・・』