大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

ミュージカルバトン2本目 id:aabluesさんより

W杯最終予選、今日勝てば予選勝ちぬけが決まる、日本の前に立ちはだかるアジアの壁は首長族、その長い首から繰り出される強烈なヘディングに日本のゴールは何度も脅かされていた。守りに徹っせざるをえない日本は攻撃の芽を完全に摘み取られていた、だが、後半20分、一瞬の隙が左サイドに生まれた。フリースペースに爆発的なダッシュを仕掛けたのは出場停止の三都住に代わって先発出場の僕のオカン(48才)(160cm 80kg)(白髪染め)、そのオカンに強烈なパスが渡った、ワンタッチ目で大きくボールを蹴り出し中央に切り込む、絶好のチャンスだ!オカンはシュート体勢に入った、間に合わないと悟った首長ディフェンスはファウル覚悟でオカンのユニフォームをつかんで激しく引っ張った!空中に舞う肌色のブラジャー、首長DFに静かにレッドカードが出され、オカンは怒りながらも『私も女だからね・・・』と精神的ダメージに耐えられず途中交代することになってしまった!僕の母親が陵辱された・・・僕は怒りに震えてジーコ監督に『俺を出せ!』と強く直訴した。ジーコは僕に厳しい口調で質問を投げかける。

ジ『コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量は?』
僕『27GBだ。俺のドリブルなら得点のチャンスを生み出せる。』
ジ『今聞いている曲は?』
僕『河島英吾の時代遅れだ。だが、俺はこの試合でヒーローになり時代の寵児になる。』
ジ『最後に買ったCDは?』
僕『正確には覚えてないが刃頭日本代表だったと思う。今の俺にぴったりだ。』
ジ『よく聞く、もしくは思い入れのある5曲は?』
僕『そんなことより俺を試合に出してくれ!コブクロの毎朝、ボクの横にいて。-sweet drip mix- を聴いてたまに泣いてますよ!』
ジ『どんな五人にバトンを回す?』
僕『バトン?よくわからないが、パスなら小野、中田、俊輔、柳沢、宮本に回したい。』

ジーコはオカンの交代選手として、僕ではなく、平野レミを投入した。彼女の歌声は左サイドを切り裂き日本をW杯へと導いた。ミュージカルバトンを理解していなかった僕みたいな若造はまだまだ経験が足りないのだ、と平野レミの献身的なプレイから教わった。ドイツには間に合うように励んでいきたいと思う、オカンは黒色のブラジャーを装着してジーコと抱き合っている。50前の母親を狂わせるほどW杯は魅力的なイベントなのだ。