ボクの背中には羽根がある
女友達が思いつめた表情で僕に近づいてきました。
友 『私、生理が来ないの!妊娠したのかなあ。』
僕 『うん、わかったけど、俺の前で言うな。関係ないやん。君、せな毛が濃い人とは無理とか言うてたやん、俺のせな毛はもはやファンタジーなのよ。』
友 『あなたのせな毛を見てしまったから妊娠したのかもしれない。』
僕 『俺のせな毛に夢を見るな。』
友 『あー、どうしよ、生理が来ないのは本当なのよね。』
僕 『今度から俺の背中にはピルを塗りつけるようにするよ。』
友 『お金は出してくれるよね。』
僕 『おかしいやん、君の彼氏に出してもらえよ。』
友 『いや、気持ち悪いせな毛を見せられた慰謝料として。』
僕 『ごめん、じゃあ仕方ない、100円と剃り落としたせな毛をあげるよ。』
シャレにならなくなる前にシャレにしとこうぜ。