大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

俺のリズムに合わせ街がスクロールする

滅多に行かない隣街の郵便局まで自転車で走る。用事を済ませ帰り道、何だか刺激が欲しいのだ、知らない道から知っている道への接続ポイント見つけた瞬間快感アンド安堵感、感じたい!通ったことない道を突き抜ける楽しさ、わー、やろうやろうってことで、郵便局から見て自分の家は北西にあるから左上を意識しながら走ればいい、左上?そう、左上、北は上で西は左、その感覚は常識、世間からしたらそれは方向音痴の理論だよなんて言うかもしれないがドラクエⅢ世代にその理論は通じないぜ、左上だ!原宿に出た、何でだ、原宿は隣隣隣隣隣隣街なのに、我が家から超遠い。原宿から左上を意識しながら走ってる途中で大学の友達に偶然に会う、『何でお前がここをママチャリで走ってるの?』って言われる、知るかボケ!って逆ギレした、サッカーサークルの練習というか遊びに行く途中だったらしいので、僕もついて行って勢いでサッカーをした、知らない人たちばかりだ、知らない人にパスをもらったお礼に歯ブラシを渡して『キレイな歯だったら足以外にも歯を使ってもいいと思う、サッカーは、ね』って言う、疲れた。で、帰りに友達に道を教えてもらう。けど、無視する、逆方向に走り出す、『そっちじゃない!今、教えただろ!!』って言われる、『馬鹿やろう、教えられた道じゃ意味が無いんだ、自分で道を探さなきゃ刺激を感じられないんだ、そんなんだからいつまでたってもお前さんはガキなんだよ!』とまたも逆ギレする、友達は『じゃあ、道を聞くなよ!』ととてももっともらしいことを言うので頭を小突いて走って逃げた、さて、ここは何処? 1時間近く迷ってると流石に泣きたくなってくる、ので、もうダメだ、来た道を戻ろう、一旦郵便局まで戻ったら簡単に帰れるじゃないかって思った、けど、・・・・・・。僕はi-podをカバンから取り出しサヨナラCOLORという曲を聞く、『でも、君はそれでいいの?楽がしたかっただけなの?僕をだましてもいいけど 自分はもうだまさないで』、よし!このままずっと知らない道を通って自分の街へ向かうぞ!決心ついた!勇気付けられた!その後、さらに一時間迷う、迷えば迷うほど知ってる道に出た時の快感が増すんだぜ、涙ぐむ。どうしようもないので、工事現場で働いてるオッサン(お弁当箱に大量の噛んだ後のガムが入ってた)に道を聞く、『ああ、○○街は右下の方向だね』、わかった!右下だね!・・・・・ここは何処?