大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

納豆は人を壁に登らせる栄養素持ち(俺は大豆製品が好きすぎる)

実家に帰省中の彼女が重要書類を持ってくの忘れたっていうから僕は東京の彼女の一人暮らしの部屋に侵入して書類を彼女の実家に郵送する任務を受けた。実家ってどこだっけかなあ・・・・郵便局員さんに5000円札を差し出して『このお金で行けるところまで配達してください』ってお願いしたら何とかなるかな、何とかなる!僕の予想では首長族の住むあたりまで届けれると思う、で、余ったお金で土産に納豆でも買ってもらって異文化交流、さすが民営化、5000円で長い首に納豆がねばりつくまんべんなく。・・・・じゃない。


僕は彼女の部屋に侵入し書類を捜し始めた、卒倒。恐ろしいほど部屋が荒れている、今もし、大家さんがマスターキーで入ってきたら僕は間違いなく強盗容疑で捕まる荒れ具合、文句は言えない、それに僕は全裸で納豆をまぜているのだから、風呂場で。


書類を見つけ出し逃げ出そうとしたら、隣の住人の声が聞こえてきた、なんて薄い壁なんだろうと思って、さっきスーパーで買ってきた賞味期限ギリギリで半額になってた大量の納豆巻きを僕は壁の前に積み上げて防音効果を期待した。貧乏だった少年時代、積み木を買ってくれなかった親父は僕に納豆巻きとカッパ巻きを与え、『これがLEGOだ、食べれるLEGOだ』っつってまだ無垢な僕を騙しておもちゃ代わりに巻物与えてそれを積んで遊んだっけな、借金が返せるようになりだして親父は『ほら、新しいLEGOだよ』って言ってウニやイクラの軍艦巻きを与えてくれたのを思い出したランクアップ、あー、高校生になった僕は本物のLEGOを見て『食べれない!』ってクラスの終わりの会で叫んで悩んだ時期もあったなあ、親父は『食べれるLEGOなんて本当は無い、それは寿司と言うんだ』って言って『寿司?だって、寿司は回転してなきゃいけないんだろ!?回ってない寿司はLEGOでしょう!?』って俺の反抗期は始まった、色々悪いこともやった、いろんな回転寿司店に行っては回ってる寿司に向かって『なあ、止まったらお前らはLEGOなんだぜ・・・回り続けるしかないんだぜ、そう、俺も、俺も生活の中を回り続けるしかないんだ・・・・』ってつぶやき悩んでた、納豆な思春期、そんなことを思い出しながら俺は彼女の部屋の壁の前に納豆巻きを積み上げる、で、おなかが空いてきたので納豆巻きを積んだり食べたりしてたら納豆巻きが無くなった、防音できない、悔しかったので僕は薄い壁を登りながら『みなさーん、今日は収穫祭ですよー、ほら、ベッドの下の腐葉土を見てください、潰れたトマトが成ってますよー、採ってもいいですよーおばあちゃん、そこのおばあちゃんもどうぞ、ああ、トマトまみれのおばあちゃんだらけ30人!』って叫んでみた、悪いことしたなあ、彼女の隣人びびったろうなあ、ごめんなさい、ということで、嫌がらせをしなくても壁に登っていいナイト、みんな壁登りナイトに来ちゃいなよ!クレイジークレイマークライマーは俺だけだから遠慮せず!