レモンの花が咲いていた

Baby

寝る前にTHE MICETEETHを聴いてたら心地良すぎてとろけてしまったのだけど冷たい夜風がボロアパートの隙間から入り込み固まってしまったチョコみたいな私は明日朝早くから仕事だというのに全く眠くなくなってしまった、仕方が無いので退屈しのぎ、三日前に握ったおにぎりを一曲聴き終えるごとに米粒一粒ずつ食べていくことにした、朝まできっと暇つぶれる、ああ、寒い、人肌が恋しい、女の子の体温を感じたい、でも、女の子はこの部屋にはいない、ポカリスエットなら冷蔵庫にあるんだけどなあ、ああ、このポカリを人肌に温めて飲んで温まろう、そして僕はポカリを抱いて布団の中に入るのさ、ああ、ペットボトル冷たい、おにぎりはべとつく、なのにこんな最悪な夜に幸せなメロディは流れ続ける！わーい、寝たい。