大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

お年玉くれないならお前の二の腕に関する遺伝子組み替えてやる!


神戸か明石の何処かに住んでるらしい妹(小6)からお年玉をよこせという脅迫電話がかかってきました。


せ 『はい、もしもし。』
妹 『よーし、よく聞けー、お前の大事な妹を預かったー!いえーい!』
せ 『え!?あなたは陽気な誘拐犯ですか!?』
妹 『妹を返して欲しかったら、お年玉を用意しろー!300冊くらい入る本棚が4つ買えるほどの額を用意しろー!』
せ 『えー!値段が想像しにくい!』
妹 『それじゃあ、はっきり言う、送料別で12000円じゃー!』
せ 『え?送料別?送料も入れるとおいくら?』
妹 『馬鹿!送料を言うと、値段で私の居場所がバレるだろ!』
せ 『えー、いや、けっこう広範囲だと思うんですけど!』
妹 『うるさい!怒った!今からお前の妹の悲鳴を聞かせてやる!』
せ 『何!?何をする気だー!やめろー!』
妹 『お前の妹の産毛を抜いてやる!いくぞ!痛いー!いたーーーい!』
せ 『って、叫んでるのお前やないかーい、犯人は妹本人やったんかーい。』
妹 『うん。』
せ 『わあ、あっさり認めた。』
妹 『いえーい!元気!?私は元気じゃないよ!いえーい!』
せ 『そのテンションで元気ないって言うな。』
妹 『私の住んでるところは雪が降ってくれないからなあ、雪だるま作ってじわじわバーナーで溶かしたいのになあ。目に使ったミカンが美味しく焼けるの楽しみー。』
せ 『っていうか、いいかげん、居場所を教えてよ。せめて、送料だけでも教えてよ。』
妹 『・・・・・・今日のロシアでは何杯くらいのボルシチが食べられたのかなあ?100万杯?』
せ 『話を無理やり逸らすな!ロシアに興味ないやろ!実家が火事になってから、未だに新しい住所も新しい電話番号も教えてもらってないんですけど。』
妹 『今も非通知で電話かけてるしね。』
せ 『兄には通知しろ!』
妹 『じゃあ、ヒント、主食はタロイモです!』
せ 『嘘やん!絶対嘘やん!明らかに日本に住んでるでしょ!南国じゃないでしょ!え、何でヒントまで兄に嘘つくの!』
妹 『まあ、落ち着いて、お年玉ちょうだい!』
せ 『お年玉あげるから、住所を教えろ。』
妹 『振込先なら教える。』
せ 『血が繋がった兄妹なのに、何だかドライだ!』
妹 『お兄ちゃんが次に帰省する時に、住所教えるよー。』
せ 『何でギリギリまで黙ってるつもりやねん。』
妹 『お兄ちゃんが神戸駅に着いた次の日に住所教える。』
せ 『何で一日情報を寝かせるねん!一日さまよってしまうやん!』
妹 『だから、暖かくなってから帰省してね。』
せ 『野宿を勧めるな!家に行かせてよ!』
妹 『うるさいな!怒った!お年玉くれないなら、さっき届いた小包開けてみなよ。』
せ 『え?そういえばさっき、オカンから変な小包届いたなあ・・・。開けてみる、・・・!!』
妹 『ふふふ。』
せ 『これは・・・・弟(19)が持ってたトランクス7枚!』
妹 『オカンの勝負下着、一週間分や!』
せ 『えー!トランクスやで!』
妹 『オカンは息子から下着をパクッて勝負する傾向があります。』
せ 『うわあ!聞かせないで!オカンのねじれた趣味を聞かせないで!というか、勝負自体するな!』
妹 『ふふふ、生の声を聞かせてやろう。』
母 『私の今日のファッションな、お前が高校生の頃に着てた服でトータルコーディネートや!』
せ 『えーーー!やめろーーー!というか、住所教えろーーー!』
母 『・・・・・・・じゃあな!』
せ 『えーーーー!母親まで俺に情報遮断かよ!』
妹 『お年玉、楽しみにしてるよ!ちなみに、その小包に書かれてる住所は嘘です!』
せ 『えー!周到すぎですよ!』
妹 『その勝負下着で万札を包んで持って来てねー。』
せ 『住所教えてよ・・・・・。』


そうさ、僕は、ミスターないがしろ。