大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

無理やりエントリー

4月は妹の誕生日です。


僕 『はい、もしもーし。』
妹 『おめでとうございます!当選しました!』
僕 『え?何ですか?』
妹 『応募総数0人の中からあなたが当選しました!』
僕 『一人もエントリーしてないんかい!って、俺も参加してないやん!』
妹 『まさか0人とは思わなかったなあ。応募要項を米粒に書いてクラスの男子全員の爪の間に入れといたのに。』
僕 『米に書かれた文字なんか小さすぎて読めへんわ!それに爪の間に入れたら誰でもすぐかきだすやろ!』
妹 『しかも、その米、ちゃんと炊いてたのに。』
僕 『爪がべとべとになるやろ!』
妹 『カレー粉で文字を書いたから、みんな大好きカレーライス感覚だったのに。』
僕 『カレーライスはみんな好きかもしれないけど!その感覚はずれすぎや!』
妹 『爪の間に米を入れると女性専用車両に乗っても大丈夫な気がするって言いながらクラスメートの手を掴んだのに。』
僕 『気がするだけか!』
妹 『作戦は完璧だったのに・・・。』
僕 『我が妹ながら、その堂々とずれる感性は末恐ろしいな。』
妹 『米がタイ米だったからダメだったのかなあ・・・』
僕 『コシヒカリでも無理やろ!』
妹 『あ、タイ米にはグリーンカレーか!』
僕 『カレーの相性にこだわらなくてもいいから!違う、違うよ!間違ってるのそこじゃないよ!』
妹 『えー、何処が間違ってるの?93点満点のテストだったら92点やん。』
僕 『中途半端な数字やめろー!あのね、米じゃなくてね、応募要項は紙に書きなさい。』
妹 『わかった!じゃあ、各家庭の離婚届の裏に書く!』
僕 『真っ白な紙に書け!あと、各家庭に離婚届そんなに無いよ!平和な日本の家庭でいいじゃない!』
妹 『そっか、仕方ないか・・・あーあ、切ないなあ。』
僕 『うん、で、何なの?何を募集したの?』
妹 『私の誕生日プレゼントー!それと、私の先祖の誕生日プレゼントー!』
僕 『誰がクラスメートの先祖にプレゼント送るねん!同時に募集するな!』
妹 『ということで、お兄ちゃん、先祖のザビエルにテニスの王子様全巻セットよろしくー!』
僕 『ザビエルは萌え漫画読まないし!それに、明らかにザビエルは家系に入ってないやろ!』
妹 『意外と。』
僕 『意外じゃないし!』
妹 『じゃあ、いいよ!私の誕生日プレゼントだけで!』
僕 『はーい。』
妹 『じゃあねー、楽しみにしてるねー。出来たら、刺身は勘弁してね!ぬいぐるみがいい!』
僕 『13歳の妹に刺身は贈らないわ!ぬいぐるみね、うん、わかったわかった。』


銃刀法に関係ないぬいぐるみでよかった。