大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

いいや別に

大規模じゃない小売業店舗、私の場合は本屋ですけども、どうしても店の容量の関係上売れにくいものはなかなか置けない。本が好きだからってんで本屋をやってる身としては売りたい本をどーんと大量に置きたいもんだけども、読書好きを何年もやってると深入りしてひねくれちまって売りたいなあと思う本ってのは売れ筋から脱線しちまうもんです、まさか鼻ほじり論序説を100冊入荷するわけにはいかない、いやあ、これ、鼻ほじりのテクニック等が細かく書かれた良い本なんですけどねえ、私もね、この本を読んで以来鼻ほじりってのは究極の愛の形なんじゃないかなって思ったりしてるわけです。鼻ってのは人間の顔の真ん中にあるもので顔を魅力的に保つバランサー(ex.ボランチ)なわけなんですね、そのバランスを一気に突き崩す一刺しという行為が鼻ほじりなわけでしょう、じゃあ、人間の外見上一番の判断材料である顔を崩す鼻ほじりの恥じらいを許容するってことは相手を受け入れるってことなんだねえってことで、私は10年間口を利いてない実家の父親の鼻でもほじってやって『オトン、今まで黙ってたけど感謝してるでえ』なんて言いながら肩でも揉んでやろうかなんて思ったりしてるわけですなあ、で、愛情表現が終わり、オトンの鼻から抜いた自分の指の先を見てみると、小さな葉書がくっついてて、読んでみると『息子の鼻をほじってもいいかな?』なんて書かれてるわけですね、私は『何で鼻の中に切手が貼ってある葉書をいれるねん!切手いらんやん!お前の鼻腔に郵政関係無いやん!しかも、あて名間違ってるし!雅子って誰やねん!俺の名前じゃないし!まさか・・・浮気相手に息子の鼻に指をつっこむかどうか相談しようとしてたな!お前浮気相手に鼻ほじらせてもオカンには鼻ほじらせへんやろ!そういうことで、鼻に密書保存はうってつけかーー!くそー!』と、私は何だか気持ち悪くなって自分の指を洗って父親の揺れ動く気持ちを水に流してしまったのでした。