大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

10年前の思い出

当時、妹4歳、私14歳。


妹 『お兄ちゃん、これ食べれる?』
僕 『いや、それ時計やん、食べられへんよ。』
妹 『でも、ムーミンの時計やで、炒飯にしたら美味しそうやん』
僕 『ムーミンみたいなわけのわからん動物の味を想像するなよ』
妹 『じゃあ、これは?』
僕 『時計分解すんなよー、長針と短針か、食べられないよ。』
妹 『ふーん、そうなん、食べられへんのか、諦めるー。じゃあ、これは?』
僕 『いや、時計の秒針も食べられないよ。』
妹 『嫌や!私、絶対食べる!これは食べる!』
僕 『何で秒針は意地でも食べる気やねん!他の針は簡単に諦めたやん!』
妹 『だってな、お母さんがな、速く動く針は嫌いやーって言うててん。』
僕 『オカン、時間に追われてるのか・・・』
妹 『だから、これは食べないとあかんの!』
僕 『食べたらあかんで!』
妹 『何でやねん!食べるわ!』
僕 『美味しくないで!』
妹 『市民プールにいつも浮いてるグラタンより不味いん?』
僕 『お前どんなプールで遊んでるねん!正直、良い勝負やな。』
妹 『じゃあ、秒針食べれるやん!』
僕 『あかん!』
妹 『うわーん!秒針がまた動いてるー!』
僕 『じゃあ、俺が代わりに食べてやるわ!』
妹 『ほんま?』
僕 『うん。』
妹 『早く食べて。』
僕 『まあ、待て、3日間くらい柔らかく煮込ませてくれ。』
妹 『あかん!今すぐ食べてよ!そんで口の中から血を出してよ!』
僕 『お前やっぱり秒針は食べられへんって最初からわかってたんちゃうんか!』
妹 『血ー!血ー!霧吹きに血入れたいー!』