大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

ラブレター

20年間彼女がいなかった友達に最近彼女が出来たらしくて『君はブサイクのくせにモテるから、助けて欲しい』と私に恋愛の教えを乞いに来ました。『どんな手紙を出したら彼女と手を繋げるの?』という友人の微妙な悩み(手なんかドキドキしながら一気にぎゃーんと繋いだらええねん、手紙って何やねん)に対して真剣にふざけることにしまた。

僕 『ええか、手を繋ぐには大変やぞ。普通なら80円切手で便箋出せるけど、女の子と手を繋ぐにはクール宅急便でラブレター送らなあかんねん。』
友 『まじで、それだけ大事ってことかあ、いや、生ものってことか。』
僕 『深読みせんでええねん。あのな、便箋選びは大事や。俺のオススメは結婚届にラブレター書くことやな。』
友 『重すぎない?それにそんなの持ってないし。』
僕 『無かったら代わりに離婚届使って手を繋いでくださいって書け。』
友 『えええ!!代わりに使う紙が不幸すぎないか!』
僕 『まあ、なんでもいいよ、母親のブラジャーに手を繋いでくださいって書いて彼女に送ってもいいし。』
友 『母の下着はまずいだろう・・・普通の紙でもいい?』
僕 『いいよ。』
友 『軽!』
僕 『じゃあ、そろそろ文章考えようか。』
友 『一番大事だよね、やっぱり甘い言葉を書きたいよね。』
僕 『メープルシロップにイカ墨混ぜて書くか。筆ぺんで。』
友 『甘そう!けど、何か違う!真剣に考えてよ!』
僕 『ユニークな文章がいいね、ガッツリと彼女のハートをわしづかみして、握り潰して放置するくらいの。』
友 『潰したら駄目だろ。』
僕 『じゃあ、やっぱハートを甘噛みするくらいの力がある文章考えようか、とりあえず甘噛みする時の顔してみてよ。』
友 『えー・・・こんな感じ?』
僕 『そうそう、さあ、俺の深爪で黒ずんだ指先を彼女の乳首だと思って甘噛みしてみろ。』
友 『嫌じゃ!』
僕 『お、思い浮かんだ!』
友 『どんなん?』
僕 『コロッケで出来た手錠に繋がれるコロ助、ドラ焼きで出来た手錠で繋がれるドラえもん、そして、君の手を繋ぐのは僕の手さ!恋の力で逮捕しちゃうぞ☆』
友 『カッコ悪!』
僕 『絶対、手を繋げる!』
友 『無理や!振られる!』
僕 『振られろ!』
友 『えー。』
僕 『コロ助はコロッケ大好きやろ、ドラえもんはドラ焼き大好きだし、だからつまり、お前のことが大好きな彼女の手を繋ぐのはお前の手だっていう、こう、たとえ話のきれいな連鎖みたいな。』
友 『ボケの解説うざいし、タイミング遅!』
僕 『振られろ!それで、お前の彼女は俺のことを好きになって、で、俺はお前の彼女を丁寧に振ってやる!』
友 『最低すぎるぞ!』


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この映画を友達と見ながらだべってました・僕らは女の子のことばかり考えてて、ありえない妄想ばかりして気持ち悪いなあって思っても、ずっと気持ち悪いまま、素直にラブレターのことなんて今さら考えれないよ、って二十歳過ぎてるし。