大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

8月15日の記録(つまりは前回の泥酔、繋がる先は昨日の泥酔)

どんなに辛いことがひとつ起こったって、ささいな出来損ないの積み重ねに勝てやしないのが僕の情けなさに現れている、俺を殺すのに大事件は必要ないぜ、大好きな小説が行方不明になっただけで死のうかどうか悩む自信があるんだ、まあ、絶対死なないんだけど、それが僕の情けなさであり自分を嫌いになりきれず嫌がってる部分でもある。きっかけだけで結果なんか見なくたって落ち込んで怖くなってドラッグストアカウボーイなんていう麻薬中毒者の映画を見ながらお酒に酔って愛する女性を拒んで酔いが冷め始めたらまた怖くなって愛する女性を求めたりする、たった2時間の泥酔で日常に戻れる自分に気力を失ってもっと長い時間沈んでしょっぱい自分を責めていろよなんて思ったりもするけど、ささいなことしか俺を傷つけないのでバランスが取れず、そんな理由で落ち込むのもどうかなーって散々悩んだあげくどうでもいいやーとか言ってる、そもそもなんか理由ってあったんだっけ、俺が好きでもない酒を飲む理由。その次の日、俺は豚汁の味付けを失敗したというとてもささいなことでこの世界から消え去りたくなった、うわー、しょぼー、と昨日のことを思い出しながら僕は神宮の花火大会を眺めていたりする、何かに夢中になれずに片っ端から色んな物に手を出すことに夢中になってるもんだから薄っぺらく広くて俺は花火の作り方を知らない自分を恥じて知らなくて当たり前だって普通そうだよって考えても俺は特別だから知ってなきゃいけないんだって当たり前を軽蔑する器量が自分にはあるんだって思い込んで、あー、もう、二十歳超えてるから自分は特別だーって言ってる場合じゃないって冷静に戻って戻れてしまう自分にまた凹む、ささいなことだ。花火の前の俺は労働者。勘違いは続くだろうけど、終わらせようとして可能性をつぶしているのだ、そんな、うたかたの日々。ボリス・ヴィアンなんかより岡崎京子。これから俺は何が起こったってそんなに落ち込まないと思う、そんで落ち込みきれない自分に落ち込むんだ、それの繰り返しだと思うと、まじで青春してええええええええ!甲子園の二回戦あたりで負けて泣きたい!!!純粋な気持ちで物事に打ち込みたい!夢中になりたい!そんで打ちのめされて泣くんだ!甲子園の土を拾うのだ!とか思うのだけど、気力がない、あるわけないだろうコノヤロー、なんかじとじとイライラ、嫌な汗ばっかかいて負けてくんだろう、それで俺はへらへらしてかわすんだろう、まあ、いいや、うん、何か、めんどくさいものは年を取るごとに背負う量増えてくけど軽く感じるのは、少し寂しいことなんだなあと煙草をふかす、ふかす、腐る、不味い、ふがいないや。日々の泡。

うたかたの日々

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