大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

真面目で論理的な話をして女性にモテたかった(諦めた)

彼女と別れようと思う。


この文面、自分で綴ったくせにズシンと来る、平衡感覚を失い低反発マットに倒れこみ猛反発マクラ(お気に入りのエロ本で作った枕)が僕の脳内に振動を促す。と、彼女と付き合って4年近くになるけれど、そういう考えは付き合って2年目くらいからずっとある。つまりは、まったく気を使わなくなった頃。


真面目な話が伝わらないんである。


幼少の頃から落語や漫才を嗜好してきた私は人一倍面白い会話のキャッチボールに敏感であるので、日常的において恋人と雑談して笑いあうことは非常に楽しいし楽しませてる実感がある、超良いこと。しかし、私とて真剣に生きる瞬間がある。最近では就職関連。普段ふざけることでしか会話を成立させてない私は話し方が変わるんである。


真面目な話となると、本気の言葉しか使わない。伝えたい考えを明確にし、その会話の目的である結論まで迷わないようにたどり着くためにわかりやすく理屈をこねる。これがどうもダメみたいなのである。論理的に話の筋を通し、一個一個これはこういう論拠があって結論にたどり着くという話し方がどうもダメみたいなのである。屁理屈と言われてしまうのだ。


だって僕はあなたにあなたをどれだけ大切にしているか言葉で伝えたいぜ。言わなきゃわからないぜ。俺の目が『お前は良い女だな』って訴えかけてもあなたは『入浴剤に温泉タマゴを作る用があればいいのに、ツムラめ・・・』って勘違いして俺の考えはツムラM&Aなんんだって受け取るかもしれない。そんなあやふやなメッセージは嫌なんだ、誤読は出来るだけ少なくしたい、だから僕は自分の思いにひとつひとつ理由をつけて論理的整合性を鑑みてから言葉で思いを伝えるのだけど、本音っぽくないしかったるいのだと彼女は思ってしまうのだ。


(女性にとって)会話の目的は会話である。


あら、そうなの!思いを正確に伝えなくてもいいんだ!彼女と『なぜ僕らは真剣な話をしないのか?』について夜通し語り合ってみた答えが以上のものだ。と言っても5時間語り合ったうち4時間50分は茶化してるのだやっぱり。コンビニに行って、うまい棒で野球のバッティングしたらどれが一番強いか試そうぜ!コンポタージュ味弱そう!おい!チョコは卑怯だ!とかやってるのである(最終的に彼女はガリガリ君を移籍させた)。


僕は思いを明確化したい。でも、聴いてくれる女性がいない。それじゃあ、意味が無い、俺ちやほやされたい、彼女以外の女の子にだったら!っていつも思うけど、大抵の女性は議論を好まない。会話の目的が違うんだものね、じゃあ、一生俺の思いは可愛い女の子達に伝わらないじゃん!というか、伝わったとしても、なんか、だるいよね!可愛くないよね!あ、もうどうでもいいや!



ということで、彼女と別れる理由がなくなった。



どうせ俺の真面目な話なんて世界中の女の子に受けないんだから、その中で俺にとって最高に良い女である彼女と付き合わない必要なくね?引き続き、彼女の前ではへらへら生きてこうと思う、思いが正確に伝わることよりも楽しい方が偉大じゃないかなあ。よかったよかった。モテようモテよう。会話の目的は会話、伝えたいことがあったら書くしかねえや、ラブレター。