クリーム料理研究家のピザ職人クリーミーしもせです(糖質制限レシピメイン)

好きな料理はいつだってクリーミー。メイン稼業はイタリア料理人&ローマピザ職人クリーミーな料理を紹介するブログ。最終目標は、クリーム料理酒場を出店することです!クリーミー!

でもやるんだよ!

飲食店開業すると決めて動き始めてから、三段階の視点を経ようとしているように思う。


やると決めたぜ!って瞬間はもう、とにかくワクワクしていた。未来は希望でいっぱいだ。楽観的な視点。


少し時間が経って、知識を仕入れ、自分のアイデアを紙に書き眺める。何度も眺める、学ぶ。人と比較する。俯瞰で見る。たくさんの人から話を聞く。客観的な視点。


そして今、僕はここにいるんだと思う。実際に経営する時のシミュレーションを行い、あらゆるリスクを想定する。悲観的な視点。


ということで、ここ一週間の僕は割と落ち込んでいる。リスクを想定しては、悲観的になっている。自分がやることは本当に素晴らしいことなのかどうか悩みはじめている。僕が頑張って誰か喜んでくれるんだろうか。たくさんの人に迷惑かけてしまうんだろうな。


お金の計算をしても、なかなかお金持ちになれそうにない、むしろ給料0円もありえるんじゃないか。ダメだ、僕はお金持ちにならなきゃいけないんだ。


こんな話を聞いた。僕は仕事柄、たくさんの飲食店経営者と出会うことが出来る。みんなが口を揃えてこんなことを言う。


『神戸の街はもう冷えきってるで、全然儲からへんで。みんな保守的やから、新規集客なんか出来ひんし、神戸で飲食店を新しく作るのは、難しすぎるな。』


僕はとても悔しくなった。だけど、これは事実だ。神戸のマーケットはどんどん縮小していっている。神戸から撤退する企業も少なくない。神戸の飲食店の平均売上の推移を見た、厳しすぎるデータも見た。たしかに、このままでは、僕は失敗する。


それでも僕は神戸でやりたい。神戸で面白いことをやりたい。神戸が好きだから。神戸が冷えきってるって?なら、僕が温めてしまえばいいだけの話だ!と、思う。まあ、不安だ。


大好きな街の大好きな人達が僕の大好きな美味しい料理とお酒を楽しんでくれる。そんな状況を作れれば、誰も『神戸は終わったな!』なんか思わないだろう。思わせない。現に僕は20年前の神戸も10年前の神戸も3年前の神戸も1年前の神戸も昨日の神戸も、変わらなく好きだ。


データから絶対に逃げない。厳しさに胃がキリキリ痛みながらも、自分が出来ることは何か?出来るのにやってないことは何か?僕は厳しいデータをひっくりかえすデータを作りに行くことにした。


コンセプトをもう一度洗い直す。どんなお客さんに来て欲しいか?どうやったら喜んでくれるか?どんな注文の仕方をして欲しいか?どうやったら・・・を繰り返す。まだ見ぬ一人一人の顔を思い浮かべながら、あなたに笑ってもらえることを考えながら、何度も練り直す。スタバで3時間、パートナーと議論する。


結論は何度もひっくり返る。こっちの方がいいんじゃないか、何度も変わる。現実は厳しい。何が正解かまったくわからないけど、少しずつ理想に近づいていってるような気もする。


僕らが出す答えはこれから何度も変わっていくだろう。時にはマイナスの変更もあるだろう。だけど僕はそれを、改善、と呼び続けるんだ。かたくなに。だって、心の原点はブレてないぜ、あなたに笑って欲しいから。


僕らは売上目標を下げることにした。リスクを減らしにいく。失敗は絶対しちゃいけないからだ。時間がかかってもいい、僕は絶対に、お金持ちにならなきゃいけないんだ。



弟が板前なんだけど、もしさ、弟が俺に『お店出したいんやけど、金貸してくれへん?』とか言ってきたら、『返さんでもええで!』って言ってぽーんとお金を出したい。だから、お金持ちにならなあかんねん。お金が無くて出来ない、とか、そんなくだらんことは全部俺はつぶしたい。


すごい人にすごいって言いたい。そのすごい人が誰にも評価されてないんだったら俺は『なあ!この人、マジですごいんや!』って言い回りたい。言い回る俺がクズだったら誰も信頼しないでしょう。だから俺はすごい人にならなきゃいけないんだ。すごい人はすごいって言われるべきなんだ。


知れば何かが変わると思う。世界には素晴らしいものが埋もれ過ぎだ。僕は全部掘り起こしたい。その思いはここ7年ずっと同じだよ。大好きなものが、不当な評価を受けるのは、すごく憤る。だって、俺が好きなものはきっと、誰だって好きになれるはずなんだぜ。たぶん。いや、まちがいない!


毎日、たくさんの本を読んでたくさんの映画を見てたくさんの人に出会って、色んなものを見てきた。すごい人たくさんいるよね。みんながみんな、成功するわけじゃない、けど、俺はみんながみんな成功すればいいじゃないかって思うから、やるんだよ。確かに暮らしは楽じゃないぜ。


僕は接客業を一生やり続けたい。だってさ、美味しいもの食べてる時は魔法にかかってるぜ。魔法にかかった人の顔、見たいに決まってるじゃないか。僕はお客さんだけに魔法をかけたいんじゃない。出来れば、一緒に働いてる人にも魔法をかけたい。だからまあ、お金を稼ぐ方法も考えるんよ。


僕は好きなものが多すぎる。好きなものを守りたい。そのために生きたい。だから僕は、心意気と場所とお金を、常に持っていたい。ただ、成功するだけじゃダメなんだ。大成功しなきゃいけないんだ!


不況だなんだと、どんなに現実は厳しくとも、僕は不敵に笑いこう言うんだ。


『でもやるんだよ!』


志は高いぜ。