眠らない街は脱ぎたがる人であふれている

バイト先の女友達に用があったのでバイト先に行ったら『人が足りないから入って』って言われてしまったので仕事をしてしまった、金曜の夜は家で上目遣いの自分をキレイに写す方法をデジカメを使って模索する日って決めてるのに、失敗ばっかだよ。そして、会いに行ったその友達は『私、勉強あるから』って帰ろうとしていた、おいおい、ふざけるなよ、何で俺が働くのにお前は帰るねん、歌舞伎町でゴミ拾いのボランティアやらせるぞ、ゴミをひとつ拾うたびに服を一枚ずつ脱いでいくっていう画期的な歌舞伎町緑化計画の第一人者になってもらう、全部脱いだら俺が歌舞伎町の中心でシャンプーしてあげるから、わ、たのしそ、やりたい、すごくやりたい、脱いでもらいたいしちょっと脱ぎたい、わー、ゴミ拾い合いしようよー、って妄想をしつつ『ふざけんな！働いていけ！寂しい夜は俺の額を枕にさせてあげるから！』って引き止めていたら『帰る！死ね！』『死ねって言うな！ところでスイカ食べませんか！』『食べる！』『じゃあ、買って来い！』『死ね！帰る！』というような会話を続けてるところに常連のお客さんが来店、どっきーん、わあ、ナンバー１来た！僕の好きな常連客ランキング（上位２０位まで女性独占）ぶっちぎり１位のお客さんが来た！稲森いずみに似てて超可愛い！僕は嬉しくなったので女友達に『早く帰れ！スイカ５玉買ってあげるからちゃんと持って帰れよ！満員電車に押しつぶされながら帰れ！』と言って女友達を押し返した、少し後悔をしたけどナンバー１を見てるとそんなことどうでもよくなった、この人と一緒に歌舞伎町をキレイにしていきたいなあと心から願うよ。