スーツを脱ぎ捨てて大ジャンプ
少女が切なそうな目で僕を見てくるので、やっぱり助けることにした、妻よりは可愛いし、俺の妻、怒った時の顔って出川哲郎の笑顔と凄い似てるのよなあ、笑ってる時の妻の顔は稲森いずみなのに、うーん、あーあ、って嘆きながらスイッチみたいなのを引くと少女が落ちていった、うわー。やべえー、ここ凄い高さだよー、追いかけなきゃー!って焦って、あ、でも、このスーツ凄い高かったからなあ、3着で2300円、うーん、汚れるの嫌だから脱ぐ、全裸で地上100メートルから大ジャンプ!うん、死ぬ、50メートルくらい落下したあたりで気付いた、俺、死ぬ、死ぬやん、お気に入りのスーツ着て死にたかったなあ、脱ぐんじゃなかった・・・全裸で死にたくない・・・その時、トランクスの中に何か入ってることに気付いた、ビスコとマムシドリンクだ!敏子が気を利かせてくれて入れておいてくれたんだなあ、うおおおお!ビスコを食べたら人は無敵になる、俺は死なずに完璧に着地した、だが、両足が変な方向に曲がっている、うん、まあいいかー、擦り傷だこんなもんって思い込むことにしよう、擦り傷だー、よし、少女ー。