大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

都会で汚れた僕はせめて周りを浄化しながら死にたい

ペドロ・パラモ (岩波文庫)

ペドロ・パラモ (岩波文庫)

ラテン文学の最高峰、ペドロ=パラモ。メキシコにあるひとつの小さな村、狭い舞台を時間の交錯と視点の多様さと生と死の混ぜ合わせをぶっきらぼうにつむぐことで大きな物語に見せる。虚無を暴力的に積み上げることによって人々の生死の尊さがあっけなく崩れてって、常に血を流している感覚が文章からあふれ出てくる、血の熱さに火傷しちゃうような錯覚に陥れば物語に溶け込めたのかもしれないけど僕は床に寝そべって血を流しすぎて青くなってた、熱さと寒さ、私は後者、物語の中の死者の視点に重ねる、断片的な物語に冷たくまぎれこむ。うん、70くらいの断片的な物語があるらしいから、その中に僕の物語がまぎれこんでもバレないんじゃないかな、バレないバレない、よし、今日から俺もペドロ=パラモだ!ラテン文学の最高峰だ!地元特産のイカナゴくぎ煮を送ってくださいと実家に伝えたら、母親が浄水用の備長炭を素材に作ったオリジナルTシャツを僕に送り付けてきて、手紙には『これを着ていれば、下水で溺れても大丈夫!お前の周りの水はきっと綺麗になるから・・・』と書かれていて、いや、下水で溺れるようなこと日常的になさそうやん、しかも炭100%って、普通Tシャツって綿素材じゃないですか、炭は固いから余程正確に着る人の体格を知ってないと炭製の服なんて着れないよって・・・・・ジャストフィット!?お、お、お母さーーーーん!俺のこと、ちゃんとわかってくれてるんだね・・・・嬉しくなった僕は下水に飛び込んで周りの水を浄化して綺麗にしながら溺れ死んだ、そう、それが、ペドロ=パラモさ。