パン屋の陰謀
財布の小銭入れの中にパン屋のポイントシールが一枚ずっと入ったままで、もどかしい買い物を繰り返している。
一辺5ミリほどの正方形の薄っぺらいあいつはシールの分際で見事なまでに小銭にとけ込む。今日も僕を邪魔してきた。アイプチを買おうと思って(初めての購入なのでドキドキしてた、でもこれで山口智子になれるはず!)、レジで752円を支払おうとしたのだけど、どうしても2円が出せない。そう、あいつが狭い小銭入れの中で幅を利かせてるのである。アルミ製で軽くて小さい一円玉をあいつのせいでつかむことが出来ないのだ、やたらまとわりついてくる。くそ!なんなんだこいつは!確かに100枚溜めたら携帯トイレと交換してくれるらしいけど・・・!ちょっと魅力的!でも、邪魔だ!僕のドキドキは加速する。レジでちんたら時間をかけて僕の後ろに並んでいる他のアイプチマニアを待たしてしまうことになる。ああ・・・パン屋のシールはなんて迷惑なんだ。もう、そのパン屋つぶれればいいのに。
梅雨のスーパーは危険だぜ
梅雨入り宣言がされた時に買い置きがないと一番泣きたくなる食品と言えばあれしかないだろう?常識だろう?って思ってたのだけど、連日の快晴に『いやあ、これで何の不安もなくふえるわかめちゃんを買えますなあ!』と友人に言ったらものっそい変な顔をされた。え?君ら雨なめてたら、ふえるよ?大丈夫?一緒に買ったシーザーサラダがエコバックの中で海藻サラダになっちゃうよ?それはそれで美味しいだろうけど、シーザーに申し訳ない。謝れ!