大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

『初恋ラブソング』スケルトンズ


アジカン買わなくて浮いたお金でアジカンのVOゴッチが以前に所属していたスケルトンズというバンドのデビューCD『初恋ラブソング』を買いました。


GOING STEADYは青春時代を燃え滾る情熱と疾走感を伴った強がりを含む叫びを表現して、無常観を感じてしまう僕ら若者の心を優しくストレートに殴りつけてきてくれたと印象があるのです。対して、スケルトンズは若者の心を殴ろうとしたら猫なでパンチになっちゃったへへへ、という少し軟弱な印象があります。と言ってもこれはマイナスの意味では無いのです。


スケルトンズもゴイステも青春時代(学ランの匂い)を思い起こさせてくれるのですが、心に響くのはゴイステ、心にじんわりくるのがスケルトンズ。僕は高校時代を精一杯軟弱に生きてきたのでよくわかってしまうんですよね。女の子に告白するのにもウジウジしちゃって、好きだって言おうとして笑ってしまったりしてそんで誤魔化して、つまりスケルトンズは女性に慣れ切れない童貞の匂いがするということです。


昼休みに体育館に行ってバスケをするのでもなく、どっかの階段の裏でタバコふかすのでもなく、窓際に5人くらい集まって『どの女の子が一番可愛い?』って言いながら雑誌を眺めてるグループってのがスケルトンズのイメージですよ。僕、それでした、よくぼんやりしてました。だけど、それはそれで一生懸命になろうとしていたのです、頑張ることはダサいけど頑張らないこともダサいよね〜と悩んでる自分を否定したり正当化したりして、昼休みは無駄なおしゃべりを友達としている間に終っちゃった、毎日毎日。そんな悶々とウジウジした青春を必死にポップに歌い上げてくれるのがスケルトンズです。めちゃめちゃ良いですよ。



スケルトンズ公式HP
http://www.skeletons.jp/



ゴイステを対比にしたのは想起するイメージが似てるってことだけで、音楽性とは全然関係ないですよ。スケルトンズはへたれ感が(・∀・)イイ!! 『俺についてこい!』じゃなくて『僕についてくる?』ってな感じですな。