地元観光
明日は神戸観光に行きます。
僕『あ、おーい!死ね!死ね!』
友『・・・・・』
僕『あ、ごめん間違えた、植松君だった!』
友『死ねって名前ありえないよね、間違えないよね。』
僕『神戸観光に行きたい』
友『あんた、20年間神戸に住んでたやん』
僕『でもさ、今は東京人だからやねんさ。』
友『へー、関西弁に変な標準語混ざってるよ。僕、公務員試験の勉強があるから無理。』
僕『大丈夫、オレは公務員みたいなもんやから。』
友『意味が分からない。』
僕『履歴書の趣味の欄に「公務」って書くくらい公務員やもん。』
友『僕の夢を君の趣味あつかいするな!』
僕『消しゴムに匂いをつける公務とかね。』
友『それが公務!?公務員って仕事ほんとに知ってる!?』
僕『消しゴムに色をつけたりするし、消しゴムのカスを集めてカレーをかけたりもする。』
友『いやいや!公務員は意外と消しゴムに関係してないからね!間違ってる知識!』
僕『消しゴムのカスを先生にばれないように床に落とすプロの公務技とか出来るよ、国家一種や。』
友『・・・・・、で。どこか行きたいとこあるの?』
僕『え?別に。20年住んでたら神戸なんて見つくした。』
友『ええー。』
僕『強いて言うなら中華街でゲートーボールしたい。』
友『迷惑や!』
僕『じゃあ、ゲートボールなら何処でもいいよ!』
友『観光は!?』
僕『エロいゲートボールしたいなあ、中華街で。』
友『中華街は君が思ってるほどエロないで。』
僕『ゲートボールの順番を待ってる間に若い女性が着ているチャイナ服の間にボールを何個もいれていったり。』
友『・・・』
僕『ゲートボールの順番を待ってる間に女子高生の通学路に立って強風を巻き起こす呪いをかけてみたり。』
友『・・・』
僕『ゲートボールの順番を待ってる間に「このチャーハンにゴキブリが入ってたからチャイナ服をだらしなく着てみろ!!ほお、スリットから下腹部が見えるぜ、いいじゃないかあ!」ってやってみたり。』
友『はよゲートボールせえよ!順番を待ってるばっかりやん!』
僕『え、玉を突くのだるい、どうせ玉を突くならビリヤードしたいし、あ、そうや、明日は観光やめてビリヤードしに行こう!エロくなくていいから!』
友『もうええわ・・・もう・・・・』
僕『うん、公務員試験とかどうでもいい、俺にとって』
友『そうやね・・・・じゃあ、明日、朝10時に』
僕『わかった!お前は10時!俺は12時に集合な!』
友『ちょっと待て!二度寝する気満々やん!』
僕『待たない!待たないぞ!じゃあ!』
早く寝なきゃ。