僕はもともと音楽レビューサイトをやるためにはてなを始めたのだ
- アーティスト: ZEEBRA,KM-MARKIT,Chino,Sumi,GOTZ
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: CD
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エンターテイメント性とポップを取り違えられた結果、ZEBBRAは終わった、だなんてアンダーグラウンドだけでなくオーバーグランドにまで俗物扱いされてた感があるキングギドラ復活以降のZEEBRA、実際、エンターテイメント(ダンスフロアーを盛り上げる、みたいな)的アルバムの『TOKYO'S FINEST』は中途半端だったと僕も感じた、彼にポップは似合わない、そしてポップをやろうともしていない、それに気付けない僕は重い空気のままヒップホップの楽しさを表現するZEEBRAに疑問を持ったまま2年、『馬鹿じゃね?』、今作ですっきり。反骨精神むき出しから生まれる楽しさ、この繋がりのイメージが弱い原因と結果を結びつける証明となるのがZEEBRAの解答『Street Dreams』、アメリカのゴリゴリで硬質なサウンドを軟質に変換、そしてずっしりと重さはそのまま日本人の僕らの腹に沈み王道を確信する。ウイスキーは軟水で割った方が美味しいんですよ、日本人の生み出した水割りというウイスキーの楽しみ方がヒップホップに繋がった瞬間、今夜酔いませんかとお誘い、ヒップホップの再確認ですよ。カッコいい。マスター、今宵のウイスキーはバナナオレで割ってくれないか?え?いちごオレしか置いてない?冗談じゃねえ!いちごオレなんて邪道だ!馬鹿!マスターの馬鹿!でも、髭が好き!素敵!髭がいちごオレの色で素敵!