つったっててもパスは来ないので無駄に走れ
天才に追いつくための凡人の努力、それは常に時間との戦い、一日数分間のアドバンテージで爆発的ダッシュをしかける、そして9割無駄に終わり疲労し途方に暮れる。クリエイティブという才能の前に努力は意味の無いように思えてやめようとしやめない。一体いつになったら僕は言葉を操れるようになるのか、膨大な量の書籍を読みふけっても理解出来ないことは新たな興味の前に増えてって減らない、時間がないんだ、焦燥感を煽って消えたくなる、その繰り返しなんだぜ、天才達は勝負してる気にもなってないんだろうし勝負する場所でもない、自分が勝手に判定基準を持ち込むだけ、セルフジャッジ、故に不公平、それで負ける、じゃあ、今日も頑張ろう、ひとりぐらしの部屋に帰ったら母親に電話して少し故郷のことを思い出そう、なあ、お母さん、『あのな、お母ちゃんな、パンストに自分の経歴を書くのが段々楽しくなってきてるねん、最近はパンストに「高卒ルーキー」って書いてます、修正液で書くねん』、やばい、実家が消滅する、高卒30年目のオカンよ消滅しろ。履歴パンストって何やねん、書にしろ、書。