始めるか
いつものように朝、牛乳屋さんのコーヒーを飲みながら母親が乾燥わかめを水で楽しそうに戻しているところを俺はにこにこしながら見ていた、そして母親が俺の方を振り向いた瞬間、俺は笑顔一転、母親にメンチを切った、ふえるワカメちゃんで喜ぶなんてシャバいんだよこらあ!ごめん、本当は俺もわかめと戯れたかった、けどさ、番長だからさ、俺、番長にわかめは似合わないんだ、強いて言うなら番長にはニボシが似合うと思う、それで味噌汁頼むよ、おふくろ。じゃあ、学校行ってきます!ゾマホンの学校の番長は・・・俺だ!あ、違う!ごめん、ほんとごめん、調子乗ってた、わかめの味噌汁すすってたらテンションあがって、ごめん、俺なんて所詮はニボシ番長だもんな・・・・。