おにぎりハートの子守唄
バイト先での友達が『なんであんな子と一緒にいるの?』と不満をもらし僕の大学友達を酷評していたので、『いや、あいつは本当は良い奴なのよ、たとえば僕が昼御飯に家から持ってきた具無しオニギリを食べてたら黙ってカレーをかけてくれるような良い子なのよ』とフォローしといた、けど、『まあ、そのカレーで僕は火傷したけどね、しかも、あいつ、僕のオニギリをハート型に変形させる遊びをしてたけどね、うわ、あいつ死ねばいいのに!』と言ってしまって僕の友達の評価がまた落ちてしまった。本当はオニギリをハート型にして半分に割って片方をその友達に渡して僕もオニギリの片割れを持って『いくよ、いくよ、半分に割れたおにぎりとおにぎりが出会ったよ、ひとつになれ!ハート合体!おにぎりで恋愛成就祈願!』って遊んでたの、僕なんですけどね、やべー、カレーで火傷までは友達がやりやがった話だったのに、最終的に俺の負の部分押し付けちゃった−。