大阪のローマピザ職人しもせのホワイト飲食経営論的な何か

年商2億円・年間休日130日のホワイトなイタリア居酒屋とラーメン屋を6店舗経営/本職ローマピザ職人/元飲食広告制作サラリーマン/損益分岐点の低いローコストほのぼの飲食経営スタイル広めて、飲食業界を過労しなくても成功する世界にしたい/全国750社参の飲食経営勉強会の2019年MVP経営者💖←参加企業募集中(個人店OK)

うちの飲食店経営の5月以降の戦略についてvol.5【社員の危機感を煽ってみた編】

【今後について考えてること5】
  
 

・ 今日はテイクアウトの研究をしてました!
調理完了から30分後でもちゃんと美味しいパスタ出来た!
バルサミコマヨネーズ味の唐揚げも美味しいのできた!
よかったー!
味は大丈夫、次は盛り付けのブラッシュアップや!
一安心!5月7日からの営業再開、やるでやるで!
 
  

・緊急事態宣言、延長しちゃいましたね。
うちが倒産する可能性は現段階で、
全く無いんですが、
『スタッフ30人の雇用、全員は守れない』という決断をしなくちゃいけないかもな、という時期に来ました。
 

  
・俺は1人でもしぶとく生きていく。
大好きな飲食店の仕事をずっと続ける。
でも、恥ずかしい話、スタッフの生活を守れるかどうか、それを約束出来るのは、今月までかもしれない。  
 
 

・5月、うちの戦略がハマらなかったら、6月には経営縮小を開始する。
 
 
・ここまでは守る、これ以上は守れないよ、という話を社員にし始めました。 
 

・以下、社員に語ったことです。 
 

 

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【社員の危機感を煽ってみました】
 

4月29日のテイクアウト会議、参加希望者こじまくんだけでした。
 

これに関して、苦言とか説教を言いたいのではなく、現実の話をします。
 

『そんなんじゃ駄目だよ!』ってダメ出しを言いたいのではなく、
 

『今、動いた人しか、飲食業界で生き残れないよ』と煽りたいために現実の話します。

 

俺は説教を極力しない主義で、褒め達なので、こういう厳しい話は滅多にしないと決めてますが、
 

(ちなみに去年まではめっちゃしてましたし、あんまり意味ねえなって思ってやめましたが、コロナみたいなこんな特殊な状況は無いので、久々にします)

 

危機感を煽っておくべきだと思いましたので、話します。

 

本音しか喋りません。

 

仕事が全く無くても、1人月給20万円くらいお渡しします。

雇用調整助成金を使ってるから、下瀬の負担は無いんでしょ?

と思ってる人もいるかもしれませんが、

月給20万円払うと、そのうち4〜5万円は私が負担してます。
社員は12名なので、50万円くらい毎月赤字です。
 

つまり、いつまでも雇用を守ることは厳しい、のです。

 

さらに、雇用調整助成金、政府もかなり混乱してます。
 

全く支給されないことは無いと思いますが、支給が半年後になるかもしれません。
 

私が約束したことを覚えてますか?

6月15日までの給料は補償する、と、言いました。

つまり、7月15日以降の約束はしてない、です。

 

じゃあ、みなさんが7月15日以降の生活費を確保するためには、いつ動くべきか。
 

今ですよね。6月から別の仕事をする、もしくは6月以降もうちで働けるように下瀬に相談する。
 

そうなると、5月中に6月以降の仕事を決める必要があるんです。

 
だから、執拗に、転職も考えておくべき、と私は言ってました。
 

いつまでも全員の雇用を守りきれないから、自分で稼ぐ能力を身に着けて欲しい。

 

私は誰一人、解雇するつもりはないです。

それは、仲間とお店を守りたいから、です。

しかし、もうひとつ理由があります。

解雇すると『雇用調整助成金もらえなくなるなど、色んなペナルティを受けるから』です。

日本の会社で『窓際族』というのが存在するのはこういう理由です、解雇すると会社がダメージ受けちゃうので、解雇せずに窓際に追いやるという方法ですね。

 

 

解雇しない場合どうなるかと言うと、

会社都合の休業は給料の60%ですので、月給15万円ほどになります。

経済復活にはおそらく時間がかかります。
 

うちの売上が戻るのは10月以降だと思ってます。

なので、前と同じ量を働くことは不可能です。
 

シフトがんがん削ります。

そして経営者の俺も現場に出るので、さらにシフトの枠は減ります。
 

お店の数を減らすこともあると思います。

そしてもし、雇用調整助成金が機能しないとなると、私はペナルティを受けても解雇を開始します。

 

仕事は減ります、給料は下がります。
 

じゃあ、7月以降の生活を確保するためには、どうすればいいのか。

 

①下瀬に相談する

②転職する

③月給15万円でも耐えれる暮らしにする
 

この3つのいずれかになると思います。

うちで働きたい、うちで月給25万円以上稼ぎたい、という相談が来た場合、

下瀬はどういう人を選ぶと思いますか?

12名全員に仕事を与えることは出来ない場合、どんな人を優先すると思いますか?

 

それは

『自分で仕事を生み出し、ヤル気のある人』

『自分で仕事を生み出し、お客様を喜ばせることが出来る人』

『自分で仕事を生み出し、売上をアップさせる人』

です。
 

もし、会社の言われた通りの仕事をする、なら、アルバイトの方が給料安いんだから、アルバイト採用しますよね。

アルバイトだったら、給料0円にしても、会社にペナルティ無いですし。

 

コロナで、社会全体の仕事は減ります。

特に飲食業界、仕事の数も減ります、収入も減ります。

経済はもうめっちゃやべーわけです。

自分で仕事を生み出せない人の需要は下がりまくります。

仕事できるやつに仕事まわせば十分、な社会になっていきます。

 

その時、あなたはアルバイトなのか、正社員になるのか、分かれ道に来てます。

 

『自分のやりたい仕事で楽しく生きる』というのは、良い幸せの形だなって、私は思います。

どんなに儲かっても、麻薬の密売人とか嫌じゃないですか。

お客様に美味しい料理を食べてもらって喜んでもらいたいじゃないですか。

高級な寿司を握るんじゃなくて、ピザやラーメンを売りたいじゃないですか。

自分のやりたい仕事をもらえる可能性、今後めっちゃ減ります、そういう時代に来てます。

仕事をもらえないなら、自分で生み出すしかないわけです。

毎日を幸せに生きるために、何が必要なのかを考えて欲しい。

そして考えた結果、うちで働きたい、なら、自分が一体会社にどんな貢献が出来るのか、を考えて仲間に伝える必要がある。

つまり、テイクアウト会議とか、参加したほうがいいよ。

 

で、うちで働かなくてもいいや、なら、転職活動を開始すればいいし、

うちで働きたいけど自分で仕事を生み出すのは興味ないなーなら月給15万円で生きてく方法を考えればいい。

 
 
覚悟して行動してください、待ってたら死ぬ。
自分の生活を守りながら、仲間のために働く。
自分の生活を守ることをまず大事にしてください、そのための転職活動は大事です。
転職しろ、とは言ってないです、転職できるのかどうか色んな情報を調べておくべき、と言ってます。
この時代に稼ぐ方法を探せ、と言ってます。
  

 

まとめると、

今すぐ動き出さなきゃ、自分のやりたい仕事や給料は手に入らないよ、です!

もうギリギリの時期に入っちゃってるよ!

飲食業界で楽しく働く難易度上がっちゃってるから、動き出さなきゃ、しんどくなっちゃうよ!
 
 
  

俺は、守れるまでみんなの雇用を守る。
けど、いつまでも守れないし、守れる人数は減っていく。
具体的な数字も今後語っていく。
 
 
 
 
最後にまとめておきます!
自分の夢や生活のために一生懸命考えて動いて覚悟して、その上でうちで働きたいなら、あなたの力を仲間とお店のために使わせてよ!です!
以上です!
 
  

 
何が言いたいかというと、
みんな守ってもらう側じゃなくて人を守る側になって助け合って厳しい時でも楽しく働こうよ、
です!

うちの飲食店経営の5月以降の戦略についてvol.4

【今後について考えてること4】
 

・緊急事態宣言、延長されそうですね!
弊社は5月7日から短縮営業で再開しようと思ってます!
 

・コロナに関して言うと『さっぱりわからへん』です。
4月中旬までは、ニューヨークやローマの友達の話を聞いてる限り『絶対外出禁止!』という気持ちだったのですが、
今は『交通事故に怯えながら車を運転する』
っていう感じでもええんかなあ、と思い始めてます。
 

・いや、まあ、よくわからんし、
政府や専門家に『外出したら爪を剥ぐ』くらい言われたら
絶対外出しないけど、
短縮営業なら飲食店やっていいって言うから、やろうと思います。
 

・コロナが危険かどうか判断するのは、専門家に任そう。
俺たちは、禁止されてない範囲で、全力を尽くそう。
 

・で、ここから経営の数字と戦略の話。
 

・弊社は社員12名、アルバイト18名。
アルバイトには、申し訳ないけど、雇用を守ることがかなり難しいと伝えてる、雇用調整助成金で何とか出来たら給料渡す、と伝えてる。
 

・社員12名の雇用を守らねばならん。
弊社の社員の最低月給は25万円に設定してある。
 

・家賃140万円を払いながら、
社員12名の給料300万円を確保する。
 

・そうなると、月商700万円、日商30万円は必要。
 

・弊社は6店舗で普段は日商60万円くらいの経営規模。
しかも、その殆どが『宴会売上』である。
 

・さあ、一番の武器が失われた今、どうするべきか。
 

・最大の武器を失ったのに、
普段の半分ほどであるが、
日商30万円を売らねばならない。
 

・先週までは私はこう考えていた。
『諦めよう!運転資金用意出来たし、テイクアウト苦手だから、コロナ終息するまで諦めよう!コロナ怖いし!助成金もらえたらラッキーだし!』
 

・これも悪くない戦略だと思う、消極的だけど。
諦めると決めて諦めるのは良いと思う、準備して覚悟して、ちゃんと諦める。
助成金がちゃんと出れば、2年は倒産しない。
 

・だから、私が取った戦略は、融資で運転資金を2年分確保し、極力支出を減らし、大家さんに家賃減額交渉し、助成金がもらえるように動く。
 

・最近は『もう日本人ほぼ全員コロナかかってるんじゃない?いや、わからんけど、怯えすぎるのも良くないのかな。じゃあ、コロナと一生付き合っていく覚悟に変えなあかんかな。』に変わってきました。
 

・歯切れが悪いけど、わかんないもんな、コロナの危険性。
この選択が後々、地獄になる可能性もあるもんな。
 

・営業再開すると決めたら、経営計画を建て直さなくちゃ。
 

・うちの立地と業態で、緊急事態宣言が出てる間で、日商30万円を売るのは、かなり厳しい。
うちはビジネス街の宴会場である。
真っ向勝負したら、絶対負ける。
勝負の方法やステージを変える必要がある。
 

・真っ向勝負!投げる球カーブ!(この歌詞、好き・・・キエるマキュウっていうラップグループがいたんだ昔・・・)
 

・なので、思い切って、日商30万円を売るの諦める、という戦略を考える。え〜、いきなり消極的〜。
いやあ、でも、実質新規事業で売上一気に確保するのはギャンブルよ〜。
 

・ただ、これは『雇用調整助成金がちゃんと支給された場合』にしか使えない。
 

・お店をワンオペにして、雇用調整助成金で休みを回しながら、テイクアウトとランチ営業に力を入れる(ビジネス街で昼飲みは無い、よね?あるかな?やってみよかな)。
 

・ワンオペでランチ1万円、テイクアウトとウーバーイーツで1万円、ディナー1万円。
1店舗日商3万円、6店舗で日商18万円。
月商400万円くらい。
 

・ワンオペ&雇用調整助成金で月商400万円、これだと赤字が0円になる。
 

・これが一番現実的かな、と思ってる。
 

・試しに、先週、1店舗だけ営業してみた。緊急事態宣言でも、日商1〜3万円は売れる、何の宣伝もしてないけど。なので、実現可能性が高い戦略だと思う。
 

・もしくは、3店舗休業で、3店舗ツーオペで営業というパターンもある。経費はほぼ同じ。ワンオペという精神負担が無くなるのは良いこと。
 

・同時に頭に置いておかないといけないのは、助成金頼りは駄目だぜ、助成金はラッキーと思おうよ、と。
 

・この戦略を取るには、雇用調整助成金の情報を待たねばならない、ということ。これも消極的。
 

・なので、自分で未来を切り開く積極的な戦略も必要。国に頼るのは悪いことじゃないけど、国が面倒見きれなくなる可能性もあるから。
 

・まずは、メインの売上、を捨てると決める。
宴会需要は無いから、宴会にあった店作りを捨てる。
創業以来10年も上手くいった戦略だけど!
 

・宴会需要はなかなか戻ってこない。
だから、もっと『気軽に入れる居酒屋っぽいメニュー』と『テイクアウトしやすいメニュー』を作ろうと思ってます!今、ピザくらいしかテイクアウトしやすいの、無いから。
 

・これで1万円でも売上が上がったらラッキー!
 

・それに本当は俺、居酒屋やりたかったの!
宴会も好きだけど、大衆酒場もっと好き!
 

・時代や需要が変われば、うちも変わるチャンス!ということで、色々考えて試行錯誤して、5月6月は赤字だと思うけど、コロナが解決しなくて不景気の世の中だとしても、7月からは黒字に戻すために戦略を考えます!
 

・コロナが解決して、宴会需要戻ったら、しれっと元のスタイルに戻す!
けど、その時に、居酒屋メニューやテイクアウトメニューも出来るんだという自信とノウハウができれば、今後の強みになるよね!
 

・だから、俺が取る戦略は、消極的な戦略をメインに置きつつ、お金の準備をしっかりしといて、撤退する覚悟を持ち、経営シミュレーションを何十パターンも用意し、まだ見ぬ自分の新しいサービスを生むチャレンジをする、こと!
 

・ちゃんと守りながら攻める。今は守り重視に攻める。

・今までの経営スタイルをちょっとだけ守って、ちょっとだけ真っ向勝負で赤字を0円にする。
赤字を0円に出来たら、攻めに転ずる。
テイクアウトとか新メニューとかね。
 

・と、同時に、個人でも稼げる手段を作りに行く。
 

・俺、インフルエンサーになろうと思うんだ。
 

・飲食業界のコメディリリーフになろうと思うんだ。
飲食業界でそこそこ結果残してるのに、いつもへらへらしてて、冗談ばっかり言ってるけど、たまに言う真面目な話はすげえ筋が通ってる、みたいな。
そんな、影響力のある人、になる。
 

・飲食業界の高田純次になるんや!!
 

・飲食業界の矢野通になるんや!!
 

・飲食業界のバスター・キートンになるんや!
 

・これで1円でも稼げたらラッキー!本業は居酒屋だし!
ということで、ツイッター始めました!今
は真面目な経営話ばかりだけど!
https://twitter.com/semoshi
 

・そんなこんなで、めっちゃ守りながら、新しい攻撃の可能性を作っていくぜ!
 

・はー!本当は、家でゴロゴロしてたーい!彼女とイチャイチャしてたーい!
 

・はー!やっぱり恋愛は最高だね!

うちの飲食店経営の5月以降の戦略についてvol.3

【今後について考えてること3】
 

・恋愛だけじゃなくて、仕事のことも真面目に考えてるよ!
 

・前回と前々回のまとめ。
『コストカットしまくって、赤字を抑えまくりながら、経済が復活するまで耐え忍ぶという、超守備重視の戦略を俺は選んだよ!普段は超攻撃型の経営戦略取るしもちゃんだけど、今回は消極的と言われようが、籠城や!ところで、経済はいつ復活しますか・・・(震え声)』

 
・緊急事態宣言が解除されて、飲食店の夜営業がOKになったとしても、景気が回復するまで、何ヶ月もかかると思う、下手したら数年かかる。少なくとも、5月は厳しい。
 

・弊社は5月6日まで閉業中ですが、実は試験的に一部店舗を一週間だけ営業してみました。データが欲しかったの。
 

・普段は日商20万円くらいのお店ですが、日商1〜2万円くらいでした。テイクアウトとランチだけで、ディナーは全くやってない。
 

・緊急事態宣言時でも、2万円くらい売れてるのだから、夜営業が可能になれば、日商3〜4万円くらい行くと思う。
 

・そうなってくると、6店舗で月商400〜500万円、5月や6月でも売れそうな気がする。うん、ね?わかんないけど!ちなみに普段の月商は1200〜1500万円だよ!
 

・月商500万円で黒字にする方法を考える。雇用調整助成金と家賃減額が必須になってくる。この2つが前提、これを使わず平常営業すると、毎月赤字は150万円くらい。
 

・普段、弊社家賃は140万円、人件費は社員だけで300万円ほど。
 

雇用調整助成金を使って、半数の社員を休ませ、半数の社員をワンオペで運営、と俺が無給で現場に立つ、というスタイルだと人件費は月150万円。
 

・家賃は減額交渉中で、今月に限っては、家賃100万円くらいにまで落とすことが出来た。大家さんマジありがとうございます!助かります!
 

・縮小営業で月商500万円、雇用調整助成金と家賃減額交渉で黒字10万円くらい。
 

・いつまでも雇用調整助成金使えるわけでないし、家賃減額も長期でお願いするのは難しいし、そもそも500万円売れるかどうかもわからないが、まあ、そんなこたあいいんだよ!要は、俺たちは俺たちの好きな仕事で生き残れる!という選択肢が出来たことを喜ぼう。絶望ではない。
 

・テイクアウトを強化して、もうちょっと売上を伸ばそうと思うけど、残念ながらうちの店はビジネス街。弁当屋のプロ、ライバルが多すぎるのと、価格が400〜500円が相場なので、付け焼き刃の大衆イタリア居酒屋が弁当を売るっていうのは難易度が高すぎる、廃棄や食中毒のリスクもある。なので、ここで勝負はしない。
 

・テイクアウトもちろんやるけど、やるとしたら『お店会員の方に、宴会クーポン券付き』の弁当やピザを売る、作り置きせずにツーオーダーで。
 

・テイクアウトで儲ける、というのは弊社に合ってない。けど、テイクアウト需要は確かにある。だから、儲けを放棄して、顧客との繋がりを作るためにいく。
 

・テイクアウトは、赤字を拡大しないようにする、儲けるのではなく将来の集客に繋げる、という戦略でやる。
 

・まとめると、月商500万円から始める。数ヶ月耐え忍ぶ。そして、徐々に売上を伸ばし、12月には月商1500万円復活や!
 

・月商500万円いかなかったら、そらもう、経営縮小よ・・・!何店舗か閉める。それは6月末に判断する。
 

・俺たちはまだいける!まだまだいける!
 

・今やるべきことは、お客様にお店のことを思い出してもらうことなんだ、そのために必要なのは、顧客リストなんだ。
 

・まあ、5月7日から、ぼちぼち頑張ります!今は色々、仕込んでおく・・・くくく・・・

うちの飲食店経営の5月以降の戦略についてvol.2

【今後について考えてること2】

・前回の投稿で、私が今からやるべきことを書きましたので、今回は数字の話を考えてみます。数字の話を社員にする前に、まとめときたかったし。
 

・今年は耐えることにして、2021年にまた復活すればいいんじゃないか、という選択肢を取りたい。だって、儲かる仕組みを持っている、赤字でも店を手放すのはもったいない。損切をしないパターン。投資って考えると、あぶねー考え方だけど、俺が欲しいのは金じゃなくて、楽しく働ける場所(あと、儲かる仕組み!)。
 

・今年は赤字でもいい、貯金が1000万円以上減ってもいい。自分のやりたいことをやりたい。俺は居酒屋なので、居酒屋だけをやりたい。本音を言うと、これ。わかりやすく言うと、今は何もやりたくない、経済復活待つの〜という消極的戦略。
 

・弊社売上は月商1200万円〜1500万円。これが3月は750万円まで落ちた。逆に言うと、3月でも750万円は売れたのだから、6月からは500万円以上売れるかもしれない。淡い期待。
 

・なので、月商500万円でも黒字にするコストカットを考える。6店舗、ワンオペしかない。ワンオペでやれば月商500万円でもギリギリ黒字になる。幸い、弊社は『ワンオペでもいいから働かせてくれ』という社員が10名ほどいる。あれ・・・?多い・・・?

 

・新店舗の下北沢に出向する社員もいるので、ワンオペでも雇用は守れそう。解雇しなくても、回せると思う。まあ、辞めたいってスタッフも出てくると思うけど、そん時は俺が死ぬほど働こう。
  

・ワンオペで延命しながら、経済復活を待つ。これが今、私が一番取りたい戦略。これをミスったら損切を始める。
  
 
・ワンオペは、成熟した社員、しか働けないから、持って3ヶ月くらいかなあ。 

・ただ、これは経済復活が前提。去年みたいに宴会集客が、再び出来ることが前提。経済復活が全然しないパターンのことも考える必要がある。
 

・働く場所と雇用を守りながら、コストカットで赤字を防ぎ、復活を待つ。
 

・しかしまあ、愚策っちゃ愚策よねえ。要は、何もしねえ、痛みに耐える、世界の復活次第、だもんねえ。
 

・だから、同時並行で、テイクアウトや通販を始める、飲食店広告コンサル業を再開する。何もしねえ、っていうのは選択しない。
 

・まずは月商500万円が目標。12月に月商1500万円まで戻す戦略を考える。と、同時に、実店舗以外でも食っていける方法を作る。
 

・私は『高い目標を立てて行動する』というのが非常に苦手。いや、わかる、わかるよ。高い目標立てた方がいいよね、ビジネス本によく書いてるよね。でも、それで今まで失敗してきたの。
 

・だから、低い目標を100個立てる。例えば、100万円売上を作りたいなら、まずは1万円売る、という目標を立てる、それを100個続ける。

 
・私の強みは、ローコスト経営。儲からないけど、赤字も少ない。売上は低いけど、しっかり黒字にする。だから、今回は消極的な戦略を取ることが、私の復活に繋がるかも。知らんけど。
 

・働く場所と雇用を守る、守れない場合は撤退していつかまた再び作る。
 

・消極的に行動する、積極的に準備する、というのが、今の私の取る戦略です!良いか悪いかは知らんけど、自分に合ってる。
 

・この戦略が上手くいくかどうか、6月末に判断する。と、既に社員には伝えている。
 

・6店舗で月商500万円が目標。恐ろしく低い目標だけど、黒字だったら売上低くてもええやん。だって、昔は1店舗で月商800万円くらい売ってたからね俺・・・考え方めっちゃ変わったの。
 
 
・儲かっても、忙しいの、嫌なの!
 

・さて、私のローコスト経営や低すぎる目標設定が、凶とでるか吉とでるか。どっちかな!
 

・意地でも『頑張りたくない!のんびり働きたい!』という強い信念が燃えあがってるぜ!!!
 
 
・人に誇りにくい考え方じゃないかもだけど、俺はいつだって気を抜いていきたいの!
 

・下瀬って本当に800社集まる飲食経営勉強グループで年間ナンバーワン取った人なの・・・?っていうくらいの、ヤル気ないおじさんですが、ハマればすげえ楽しいのよ、この経営スタイル。
 
 
・頑張りたくない!明日も遊んでたい!でも、めっちゃ良い居酒屋を作りたい!さあ、めっちゃ数字をガチガチに固めて、ふわっとした経営するよー!
 
 
・俺は、準備や勉強を死ぬほど頑張って、本番は気を抜いてへらへらする、という経営スタイルで行くぜ!!

うちの飲食店経営の5月以降の戦略についてvol.1

【今後について考えてること1】
 

・まずみんなに言いたいこと。
『俺様は今日、
4月分の請求書、全部支払い終えたぞーーー!!
なんと、貯金が一ヶ月で600万円減りましたーーー!!
いえーーーーい!』
  

・でも、今日飲んだビール美味かったから、へーきだよ!
だって、600万円失っても、ビール飲めてるから!すごい!!
ビール飲めてるうちは大丈夫だよね!!!!
あと、来月は支払い全然無いので、
赤字200万円くらいで済むし・・・(震え声)
 

・私はコロナに関しては、悲観的に見てます。
もう飲食業界は復活しないと思ってます、
復活するとしても5年とか10年先なのかなーと考えてます。
根は楽観主義なので、へらへらしてますが!
 

・今は非常時なので、テイクアウトや通販をやる、というのは素晴らしいことだと思うのですが、
俺は居酒屋をやりたくて居酒屋を開いてるので、
テイクアウトや通販を恒久的な仕事にしたくない。
なので、飲食業界がテイクアウトや通販無しでは生きにくい業界になったら、
いさぎよく諦めて撤退する。
 

・じゃあ、私はどうするのか。
6店舗あるお店を、段階的に閉店していこうと思ってます。
飲食業界全体の復活はなくても、俺の店だけは復活する可能性もあるっちゃあるので、一気に閉店はしない。
ちょっと楽観的だけど!
いいじゃない、可能性は残したいよね。
利益額で判断して、ゆっくり閉めていこうと思ってます。
こんだけ赤字出たらやめるねー、って社員にも伝えていく。
とか言いつつ、6店舗とも残す気満々だけど!!
 
 

・大事なのは、
お金と自分が働く場所を残すこと、だと思ってます。
1店舗は絶対残す。
借金してでも、現金残す。
お金が無かったら、経営ふんばれなくなるから。
 

・お金と働く場所があれば、
楽しく生きていくことは出来る。
俺が嫌なのは、生きるためにやりたくない仕事をする、ということ。
どうせギリギリで生きるなら、ワンオペで儲からなくても、ピザ居酒屋やらせてくれよ。
めっちゃ良い居酒屋作ってやんよ。
 

・何が言いたいかと言うと、
人をたくさん雇う飲食店は今後何年か、
かなり厳しいかなー、ということ!
でも、社員は俺1人の居酒屋なら、
細々とやっていくことは今後も可能かなー。
 

・だから、今、俺がやることは、
①売上とか、数十パターンの経営計画を立てること。撤退の計画も立てるし、楽観的に富豪に戻るパターンも考える。
②とにかく支出を減らすこと
③テイクアウトや通販の可能性を嫌々ながらも探ること
④飲食広告コンサルの仕事を再開すること
⑤社員の転職を応援すること
⑥社員にお金の話を何度もすること
⑦ピザを焼く練習
⑧心も体も健康でいること
⑨好きな女の子を口説くこと
⑩好きな女の子を口説くこと
 
 

さて、人生楽しもう!
もしかしたら、
5月から一気に経済復活するパターン、無いわけじゃないし!
駄目でもなんとかなるし、なんとかなるよ!
  

覚悟を決めて、準備をしながら、休みまーす!
無理した方が良い時期もあるし、今頑張れる人はすごいと思う。
けど、俺は、覚悟を決めて、準備をしながら、休みまーす!
こういう経営者がいたっていいじゃない。
下瀬の逆転劇が始まるぜ!今じゃなくて、数ヶ月後な!

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